北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

夏の記憶

 気づくと8月。なんかまた梅雨の戻りのような天候ですが、 学校や幼稚園に通う子は夏休み。大人にも欧州なみのロングバケーションがあればいいのに、と思いながら休みを待ちわびています。ソニーのゲーム機に「ぼくのなつやすみ」というシリーズがあります。主人公が少年の設定で、田舎に行って自然の中を歩き回って冒険するというもので、ちょっとやってみたいなと思ったことがあります。「夏」というと田舎に行って川や田んぼや山で遊んだという小学生のころの記憶があるから一種のノスタルジアなのでしょう。小学生のころなので風景の記憶も断片的ですが

≫ 続きを読む

2017年08月01日   北野保育園

フードドライブを知っていますか

 板橋区社会福祉法人施設等連絡会役員会という長たらしい名前の組織があり、私も役員を務めています。今日は午前中に定例役員会があり、調布市の社協の課長がフードドライブの事例報告をしてくれました。

 日本では、今、年間で一兆数千億円の食品ロスがあるそうです。調布市では市の主導でこの食品ロスのごみ減量を目的にフードドライブが始まりました。いただきものや買いすぎたものなど家庭に眠っている食べ物を持ち寄り、福祉団体や施設などに寄付する活動です。調布市では、

≫ 続きを読む

2017年07月06日   北野保育園

多様化への対応ー学校でも保育園でも町でも

 6月3日に徳丸わくわくまつり2017が開催されました。今年もたくさんの来場者がいらっしゃいました。児童、障がい、高齢、地域の人が一堂に会するこのお祭りには、J-COMの取材も入り、この催しの趣旨を私めがいろいろと語り放映されました(とってもローカルなニュースでしたが笑)。地域公益活動として行っていますが、今年は地域のお店や北野小・紅梅小・徳丸小のおやじの会も出展してくださいました。そして、10日には近隣の小学校の学校公開と学校運営連絡協議会に出席しました。卒園した子どもたちが

≫ 続きを読む

2017年06月12日   北野保育園

町にいきる

 昨日、板橋区私立保育園園長会の春の懇親会がありました。

 この4月で板橋区の私立保育園は78園になりました。懇親会の前に行われた定例園長会では人数の関係であまりに会場が広く、遠くの人の顔がぼやけるほど。懇親会は毎回、お世話になっている区の保育サービス課の方もお招きします。昨日は久しぶりに坂本健板橋区長、杉田区議会議長が揃い、にぎやかな顔ぶれとなりました。

≫ 続きを読む

2017年05月10日   北野保育園

桜と春雷

 今年も桜がきれいに咲きました。1日は雨模様でしたが入園式はあたたかい雰囲気でした。そして、今週は晴天が続き、桜も満開になりました。昨日、今日と慣れ保育が始まっていますが、新入園児は落ち着いて過ごしています。

しかし・・

 

≫ 続きを読む

2017年04月04日   北野保育園

佐藤さとるのファンタジーが好き

 先日、ネコのキャラクター「ミッフィー」ちゃんの作者、ディック・ブルーナさんと児童文学作家の佐藤さとるさんの訃報が届きました。世界的に有名なミッフィーより、私にとっては佐藤さとるさんへの思い入れが深く、大変残念でした。

 小学校高学年の頃、私は当時の担任の先生の影響でかなりの本好きになっていました。テレビや漫画はありましたが、今のようにスマホ、DS、ディズニーランドなどの娯楽がなかった時代です。子どもの知的好奇心を満たすのは映像よりも圧倒的に文字による情報でした。本の世界の魅力は今の自分の想像・創造する力や洞察する力の基礎を作ってくれたと思っています。(漫画も読んでいましたけど、漫画からも大きな影響を受けました。)

 

≫ 続きを読む

2017年03月03日   北野保育園

君の名は?

 映画「君の名は。」の快進撃が続いています。日本のみならず、海外にも進出して高い評価を受けています。私も夏に見ましたが、きっかけはテレビの特集でした。

 映画で使われた場所の「聖地巡礼」の話題でしたが、それ以前に映画をあまり見ない私にとって単純に「絵」の美しさにひかれて見たいと思ったのです。実際にアニメとは思えないほどの美しい映画でしたが、それだけでなくストーリー展開の早さ、ちょっと手の込んだタイムラグの部分は映画ならではのカタルシスを感じさせました。知り合いの園長には映画や小説の中では別に目新しいものではないと、ちょっと小馬鹿にされました(笑)。その園長は「赤い糸」のシーンというかエピソードに興味を持ったそうです。映画っていろいろな魅力に満ちていますね。

 保育園や幼稚園で「君の名は?」と聞くと今日びの子どもたちからは

≫ 続きを読む

2017年02月01日   北野保育園

時代考―いつの時代に生きようか

 あけましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします。

 2017年が始まりました、もう平成も29年めになるんですね。平成元年が始まった日が昨日のことのように思い起こされます。

 昭和という時代は激動の時代と言われましたが、平成もテクノロジーの進歩によるもっと複雑に入り組んだ混沌の時代と言えます。日本は70年以上戦争をしていない平和な国ですが、世界では紛争が絶えず国家間の争いだけでなく、テロという無差別の殺戮があちこちで起こる恐ろしい時代です。物事の両極化が進み、白か黒か、0か100かみたいな考え方が横行していくのを見ると本当に空恐ろしくなります。価値観というものはグレーゾーンがあって成り立つものであり、だからこそ人間の多様性が存在するのです。

≫ 続きを読む

2017年01月06日   北野保育園

君も神ってるか

 毎年恒例の「新語・流行語大賞」が昨日発表されました。大賞となったのは『神ってる』。

 これはプロ野球で25年ぶりにリーグ優勝した広島カープの監督がインタビューで使った言葉だそうですが、大賞と聞いても今一つピンときません。昨年の「トリプルスリー」も同じく「?」という感じでした。野球は好きなほうですが、一般に浸透している言葉かというと、やはり「ん?」という感が否めません。まあ、この「新語・流行語大賞」自体が権威のあるものと言うよりは、テレビやネットニュース上をにぎわすネタですから、否定するものでもないのですが(笑)。

 しかし、昔のこの大賞、ノミネート語を見ると、けっこう記憶に残っていたり、その年から出だして今も定着しているとかいうものもあるんです。

 例えば、ブラック企業、ヘイトスピーチ、イクメン、政権交代、ネットカフェ難民、ゲリラ豪雨、ips細胞など。こういう言葉は当時の世相を反映した新語といえるでしょう。特に気象用語は地球の温暖化が騒がれるようになってから、それを裏付けているようで空恐ろしくなります。先日も11月に雪が降り、積雪は観測史上初めてだったそうですが、この「気象観測史上はじめての・・・」は、1990年の新語・流行語に入っています。つまり地球温暖化が顕著に我々に降りかかってきたのは1990年代から、というのがわかります。他にも古いところでは、

≫ 続きを読む

2016年12月02日   北野保育園

台東区のすばらしい「ちいさな芽」

 さきほど巨大なスカイツリーが間近に見える台東区に行ってきました。台東区は平成22年から「ちいさな芽」という3~5歳幼児教育共通カリキュラムを策定実施しています。私は全く知りませんでしたが、これは大変すばらしい考え方からつくられたものです。台東区の0歳から15歳までが同じ教育保育をという、教育長の発案で区内の公私立の保育園、幼稚園、こども園が一つの理念の下に、膨大なカリキュラムを作ったのです。台東区教育委員会台東区立教育支援館の統括指導主事の方をはじめ、「ちいさな芽」の作成にかかわった元幼稚園園長、元保育園園長の話を伺いましたが、

≫ 続きを読む

2016年11月01日   北野保育園

ページのトップへ戻る