北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

さくら組の最後は号泣だらけ

毎年のことながら、春は別れと出会いの季節です。年長組の5歳児は、長い子では6年間通った保育園に別れを告げます。保育園は3月末まで登園するのが通例なので、卒園式は3月31日ではなく事前に執り行います。今年度は16日に行いました。卒園式ではいつもおふざけの目立つ子も、自分のことをなかなか話せない子も、立派な返事をして証書を受け取り、お母さんやお父さんに感謝の言葉を伝えました。おうちの方もそんな子どもの成長に涙を浮かべて我が子から証書を受け取りました。

そして、今日は本当の平日保育園最終日・・・・。

 数日前に最終となった子もいますが、ほとんどの子どもたちが最後の北野保育園の一日を過ごしました。

 午前中はさくら組の子どもたちと最後のコォディネーショントレーニング(COT)を行いました。今年度から始めたCOTは専門の先生が10回指導した後、私が引き継ぎ、一緒に行いました。最初は4歳児と5歳児の差はほとんどなく、指導に向かう姿勢は4歳児の方がいいときがあるくらいでした。

 ところが、後半になるにつれて年長児の向かい方や技能はどんどん上がりびっくりするほどの進歩を遂げました。昨年はあまりに怪我が多く、体をどのように使えるようにするか考えたうえでのCOT導入でした。今年も、最後までけんかや怪我が多かったさくら組ですが、少なくともCOT中の動きの俊敏さや体のコントロールは見事な成長でした。

 

 午後は最後のドッジボールをやり、夕方には早く帰る子もいるため最後のクラスの集まりを行いました。そこで起こったのは「号泣」の大合唱!みんな保育園が最後ということで感極まったのでしょう。卒園式でも何人も泣いている子がいましたが、今日は文字通り全員号泣だったようです。クラスの中には遠方へ引っ越してしまう家庭もあるため、これからはなかなか会えなくなってしまいますが、北野保育園の思い出を胸に新しい世界で元気に頑張ってください!

 卒園式と感謝の会、そしてお部屋から聞こえてくるみんなの素敵な歌声は忘れませんよ。園長 田中 裕

2019年03月29日   北野保育園

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