動物園にいってきました
例年ほど暑くなく、今年は過ごしやすいなあと思っていたら、いきなり30℃以上の真夏日が続き、かと思ったらいつもより早く梅雨入り。北海道の猛暑日といい、四国の大雨といい、やはり異常気象はどんどん進んでいるのでしょうか。
そんな天気の合間に4,5歳児が親子遠足に行きました。行先の上野動物園には地方から来た中学生や親子連れでいっぱい。平日でもこんなに賑わっているのかと少々驚きました。幸い起きているパンダも見ることができましたし、ゾウもキリンもトラも暑そうでしたが子どもたちを喜ばせていました。動物園に入る前に、親子遠足の大きなねらいである親子、クラスみんなで触れ合う機会を設け、保護者のみなさんに協力していただいて楽しいレクリエーションができました。ありがとうございました。
4歳児ふじ組のレクは「猛獣狩りに行こうよ」でしたが動物園では猛獣を目の当たりにして子どもたちはどう感じたでしょうか。私はトラやクマの大きさにびっくりしましたが、山の中であんなに大きなヒグマと出会ったらホントに足がすくんでフリーズしてしまうでしょう。
でも、実は動物園の動物たちは人間に見られるストレスを感じているといいます。最近の動物園ではそこに配慮して自然に近い環境に仕立てたりと見る・見られるの工夫がしてあります。そして、保育園という施設にも子どもたちが感じるストレスを軽減すべく家庭に近い環境設定が求められます。我が園ではまだまだ工夫の余地だらけですが、少しずつ落ち着ける家庭のような空間を作れればと思っています。 園長 田中 裕