北野保育園は「和・気・愛・愛」をもって、地域の子育ての支援を行います。

保育園ブログ

運動会―ひとりとみんなが輝くところ

3連休はあちこちで運動会が行われていました。台風の影響で真夏日になったり、肌寒い曇りだったりと寒暖の変化が激しい連休でした。北野保育園は6日の開催でしたが前日の夜まで雨が降り、心配しながらの運動会でした。当日は見事なくらいの快晴になり、大変暑い日となりました。まあ暑くても熱い運動会になりました。

毎年のことですが、朝は7時半からたくさんのお父さんたちが会場設営をしてくださいます。ありがたいことです。あの流れで「おやじの会」を作ってくれないかなと思います(笑)。プログラムは乳児クラス(3歳未満児)から始めますが、子どもたちは場にも慣れておらず、たくさんの観客にも囲まれてしまうと普段のお部屋での姿をみせてくれません。そして、3、4、5歳児と年齢が上がるにつれて成長していく姿に、私たちも保護者も感動します。今年から始めたコオディネーショントレーニングの動きを取り入れた4歳児の競技や、5歳児の親子競技ではCOTとはどんなものか、という一端が知れたのではないかと思います。

 5歳児は最後の運動会ですが、9月は雨が多くなかなか園庭での活動ができませんでした。都民の日に行った予行ではバルーンはまったく膨らまず、組体操は尻切れトンボのように終わってしまいと、実は散々だったのです。子どもの力は無限です。本番で見せたあのすばらしい演技に司会をしていた主任は涙ぐんでいました。園だよりにも書きましたが、子どもたちはわくわくドキドキする体験があると前頭葉が活性化するそうです。「運動会本番」とか「おうちの人が見ているよ」という調味料を含めた「わくわく、ドキドキ」が子どもの脳を刺激して今まで見られなかった「輝く姿」を見せてくれるのでしょう。

 0歳児から5歳児までひとりひとりも輝き、みんなでも輝きました。今年の2月に入職して、運動会を初めて見たある職員も何度も泣いたそうです。園長 田中 裕

 

                                 

 

                                     

2018年10月11日   北野保育園

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