和・気・愛・愛 園だより8月号
地域とともに
園長 田中 裕
先日は、恒例の夕涼み会が行われました。盆踊りでは今年も卒園児のS君、T君が力強い和太鼓をたたいて盛り上げてくれ、大賑わい!今回はじめての缶バッチ制作は板橋区社会福祉協議会が全面的に協力してくれました。(あんなにたくさんの人が缶バッチをつくったのは初めてですと板社協の職員もびっくりしていました)また、キッズスマイルカンパニーに所属する「ちゃりー」さんをお招きして、親子で楽しい手遊び、手品、パントマイムを体験できたと思います。ちなみに「ちゃりー」さんは現役の保育士で施設長。とても多才な先生ですね。園外のたくさんの方の協力や参加を得て、今年もたのしい夕涼み会が開催できました。ありがとうございました。
保護者会でも触れましたが、11月には徳丸で運営している社会福祉施設三団体(北野保育園、マイライフ、徳丸福祉園)と板橋区社会福祉協議会が一緒になって「徳丸わくわくまつり2014」というお祭りを開催する予定です。児童、高齢、障がいという社会福祉の他業種が一堂に会して催し物を行うのは板橋のみならず他の地域でも見られない取り組みではないかといわれています。たくさんの子どもに来てもらって楽しんでもらえるように、現在企画中ですので、詳細が決まり次第お伝えします。
「和・気・愛・愛」の二つめの「愛」は地域をいとおしいと感じる思いです。徳丸で育つ子どもたち、徳丸で暮らす人たちは町に守られ町に包まれて日々生活しています。ゴミ拾いや他施設、小学校との交流、ほかにも地域に還元できることを考えていくのがこれからの保育園の役割と言えるでしょう。
【お知らせとお願い】
○平成26年度利用者調査について
先月の園だより、保護者会でお知らせしましたが標題の調査へのご協力をお願い致します。
アンケート用紙の配布は9月初旬になります。
昨年度までは記入後封筒を投函していただく方法だけでしたが今年度より保育園にも回収ボックスが
置かれることになりました。
シールが貼られており園で開封することは出来なくなっていますのでご安心ください。
ご協力のほどよろしくお願いします。
○職員の病気休暇、夏季アルバイト等について
・本園ばら組担任の関保育士が体調不良のため病気療養でお休みをいただいておりますが
治療にもう少し時間がかかりそうです。もうしばらくお休みとなりますのでよろしくお願いします。
・下記の日程で東京こども専門学校から保育アルバイトが入っております。よろしくお願いします。
(7月22日~8月末 丸江(まるえ)保育補助・小日向(おびなた)保育補助)
○7月より徳丸ふれあい館との交流をしています。幼児クラスで少しずつ始まっている将棋も
教えてもらえるとのことです。
玄関に置いてある折り紙でできた置物もふれあい館に来ている方が作ってくださった作品です。
(徳丸ふれあい館は板橋区内の高齢者の皆様が「明るく・健康に」日々を過ごしていただけるよう設置された
高齢者福祉施設です。施設の利用は原則無料で、毎日大変多くの方が利用されています。)
○水ぼうそうが流行しています。予防接種をしている子どもも多く感染しています。
保健だよりに目を通していただきいつもと違う時は保育士に一声かけていただくよう
よろしくお願い致します。
絵本のよみきかせ ●絵本の読み聞かせはなぜいいの? ・お父さんお母さんの声を聞き親の愛情を感じるとともに、テレビなどのように一方通行でなく、 親子の双方向のコミュニケーションの手段となる。 ・読み聞かせを通して、聞く力がつき、たくさんの言葉をおぼえる。 ・想像力が広がり、次にどのようなことが起こるのか予測する力や、喜びや悲しみ、 他人を思いやる心が育つ。 このように、読み聞かせは親と子の絆を深めるものであると同時に、 人間の基礎能力である言語能力、想像力、思考力、集中力、表現力などを育てるもので あることがわかります。
●読み聞かせはいつ頃から始めればいい? 「言葉がわかるようになってから」という説もありますが、読み聞かせの良い点を考えれば、 まだ言葉がわからない1歳未満の赤ちゃんでも早すぎることはないでしょう。まだ言葉が わからない頃に絵本を読んであげていると、途中で飽きてしまったり邪魔したり時には 破ったり…なんてこともありますが、大人の感覚で考えず、一緒に楽しむことを大切にすれば よいと思います。 ●どんな本を選ぶとよい? その時の子どもの生活、成長、興味に合わせて選んであげればよいでしょう。 例えば食べることが大好きであれば「たべもの」の本、電車に乗って楽しかった思い出があれば 「のりもの」の本という具合に。小さいころは言葉の繰り返しのリズムが大好きな子も多くいます。 ちなみに内容を理解できるようになるのは、言葉が理解できるようになる2~3歳くらい、 自分で読めるようになるのは文字がわかるようになる3~5歳以降といわれます。 少し長い物語のある絵本はその頃になると楽しめるようになるでしょう。 夏のひととき、親子で想像力を膨らませ 絵本の中の世界へ遊びに行ってはいかがですか? |