和・気・愛・愛 園だより3月号
人の支えと成長
園長 田中 裕
ソチオリンピックが閉幕しました。事前のテロなどで開催が心配されましたが、すばらしい大会となりました。過去最多の88か国の参加、日本は10代から40代まで実にいろいろな世代の選手が活躍しました。15歳の初出場でメダルを取った選手、7度めの出場でついにメダルを取った選手。結果に関しては悲喜交々あると思いますが、メダルを取ることが至上なのではなく、自分の納得できる演技、競技ができたかどうかが選手たちの強い思いでした。見る側からすれば本番までの長く険しくつらい過程をアスリートがくぐりぬけてきた事実を知ることで本当に拍手を送りたくなります。個人競技でも、終わった後、選手が語っていたことの多くは周りへの感謝です。オリンピックの大舞台で映えるのは選手個人ですが、周りにはコーチをはじめ、スタッフ、家族、ファンといった多くの人たちの支えがあります。
未来の財産である保育園の子どもたちもたくさんの人に支えられています。親、兄弟、祖父母、親せきの方を始め、保育園、地域の方、板橋区、そして区、都、国レベルの保育の組織や社会福祉協議会などが、子どものために日々、汗を流しています。
これだけのたくさんの愛情につつまれた子どもたちはこの一年間でどれだけ成長したでしょうか。ひとりひとりの発達には差異がありますが、きっとその子なりの目覚ましい成長があったかと思います。
さくら組は保育園生活に別れを告げ、いよいよ小学校に進むときが近づいてきました。よちよち歩きだった乳児のころから今日までの中での親御さん、ご家族の苦労は他人には計り知れないものだったにちがいありません。ここまで成長してきたお子さんの姿をこれからも温かく見守ってあげてください。
3月のクラスのねらい
0歳児 |
・「自分で」の気持ちを大切に育てていく。 ・1歳児への移行に向けて無理なく進めて行く。 |
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1歳児 |
・身の回りのことを手伝ってもらいながら自分でしようとする。 ・色々な素材(クレヨン、えのぐ、粘土、砂、のり)を使って指先遊びを楽しむ。 |
2歳児 |
・気温の変化に留意し健康に過ごせるようにする。 ・保育者や友だちと一緒に言葉のやりとりや表現することを楽しむ。 |
3歳児 |
・生活の見通しを持ち、身の回りのことに自ら取り組む。 ・異年齢の友達との関わりを持つ。 ・進級に向けて期待をもって移行することを取り入れていく。 |
4歳児 |
・自分のイメージしたものを折り紙や粘土など色々な素材を使って表現したり製作をする楽しさを感じる。 ・自然事象に興味や関心を持ち、冬から春への季節の変化を感じ取る。 |
5歳児 |
・就学に向けて期待を持ち、見通しや目標を持って意欲的に生活する。 ・自分の気持ちをしっかり伝え、相手の気持ちも考えられる心を持つ。 ・友だちとお互いの良さを認め共通の目的に向かって力を出し合う。 |
― お願い ・お知らせ―
・別紙にてお知らせしましたが、3月3・4・5日に保育参観と保護者会を予定しております。皆様の参加をお待ちしています。
・3月20日はお弁当の日になります。(1~4歳)5歳児はお弁当を持って少し遠い公園へお別れ遠足に行きます。
・新年度入園式は4月5日になります。当日の参加は新園児のみとなります。尚、土曜日保育を申込み
されている方は通常通りの保育となります。
・新年度1回目の保護者会を以下の日程で計画しております。いずれも17時から18時となります。
7日(月) 本園3歳児 分園1歳児
8日(火) 本園4歳児 分園2歳児
9日(水) 本園5歳児
詳しい内容については3月に入りましたら別紙にてお知らせします。